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旅館での浴衣の着方

 
Koyama Risa
投稿者 Koyama Risa. 更新された: 16 1月 2017
旅館での浴衣の着方

日頃のストレス発散であったり、自分へのご褒美であったりして旅先の温泉旅館などに宿泊される方は多いと思いますが、旅行先の旅館で用意されている浴衣の着方を正しくご存知の方は少ないのではないでしょうか?何となく着ている方が多いと思います。旅館にある浴衣は「温泉浴衣」と呼ばれ、盆踊りや花火大会などに出かけるときの一般的な浴衣とは実は少し違います。この「温泉浴衣」は、旅館でのくつろぎ用と、寝巻きとしての用途がありますから、袖などにゆとりをもった仕立てになっています。しかしながら、全く浴衣を着たことのない人にとっては、やはり戸惑うことも多いですよね。そこで今回は、旅先で困らないためにも、そんな浴衣の着方について見ていきたいと思います。

出典:www.taoru.jp

従う手順:

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まずは、男性用の浴衣の着方についてです。まず下着を着て、袖を左右とおし、首の後ろに衿をつけます。次に、衿の先をもって左右合わせて長さを同じにしてから、右の衿先のあたりを左の腰に持っていきます。その上に、左の衿先のあたりを右の腰に持っていき、手を離します。そして衿の合わさったところが、首ののど仏のすぐ下になるように合わせましょう。帯の中心を下腹につけて、身体を二周もしくは三周してから、蝶結びか片結びします。結び目は前または後ろですが、真後ろか少し左右にずらしたところに持っていくと着なれた浴衣姿になります。また、帯を後ろで結ぶ際には、前で結んでから右方向に回して、後ろ側に持っていくようにします。寒い季節の時は、この上に備え付けの羽織を着るとよいでしょう。

出典:geinou-ura.com

旅館での浴衣の着方 - ステップ1
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次に、女性用の浴衣の着方について見ていきましょう。女性の場合も同じデザインの浴衣が置いてあるかと思います。基本的には男性と同様の着方となります。下着を着て袖を通したら、浴衣の衿が首につくくらいで羽織って、袖の位置が左右同じになっているのを鏡で確かめるようにしましょう。腰のあたりに手を回し、背中の中央を下に少し引いて、首の後ろの衿をこぶしひとつ分くらいあけるようにします。そして、右手に持っている衿の先の方を左の腰にまわし、次に左手にもっている衿の先の方を右の腰に持っていって手を離します。このとき、衿の合わせたところが、のどのくぼみのすぐ下あたりにになっているのを確かめるようにしましょう。

出典:image.rakuten.co.jp

旅館での浴衣の着方 - ステップ2
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以上、旅館での浴衣の着方について見てきました。いかがだったでしょうか。着る機会はたくさんあっても、意外とご存知ない方の方が多いと思います。何となくその場で着ることもできますが、せっかく着るなら日本の伝統的な衣服ですから正しい着方で着たいですよね!みなさんも是非一度参考にされてくださいね。

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